肢体不自由通級指導教室(からだの教室)

からだの教室とは

■「からだの教室」とは、肢体不自由通級指導教室の通称で、さいたま市では、さくら草特別支援学校に1教室が設置されています。通常の学級での学習におおむね参加でき、肢体不自由により、一部特別な教育的支援を必要とする児童生徒が、よりよい学校生活を送れるように支援をしていくために設置された教室です。特別支援学校の教員が担当者となり、専門的な立場から、児童生徒の実態に合わせて指導を行います。

 

対象となる児童生徒

■市内の小中学校に在籍し、通常の学級の学習におおむね参加でき、肢体不自由により一部特別な指導を必要とする児童です。肢体不自由とは、病気やけがにより身体の動き等が損なわれ、補装具を使用しても、歩行や筆記などの日常生活動作が困難な状態です。

 

指導の方法

■通常の学級で学習しながら、週に1~2回程度、決まった曜日、時間帯に指導を行います。(在籍学級の授業中に通級する場合は、遅刻・早退扱いにはなりません)

■通級指導教室に通級する他に、通級担当者が在籍校に出向く「訪問による指導」も行っています。通級指導教室に通級して指導を受ける場合には、保護者の方の付き添いが必要です。

■在籍学級の先生や保護者の願いを参考に個別の指導計画を作成し、効果的な指導を行います。

■お子さんの課題に応じた個別指導が中心となりますが、場合によってはグループ指導を行うこともあります。

■面談や連絡帳などを通して、保護者の方や在籍校の担任と連携し、お子さんが抱えている困難さを正しく理解し、対応できるように支援していきます。

■必要に応じて、関係機関などと連携をしながら、お子さんの成長を支援していきます。

 

指導内容

■主に個々のニーズに応じた「自立活動」の指導を行います。

学習の遅れを取り戻したり、予習・復習など学習の補充をしたりする場ではありません。

 ・身体の動きに関すること
 ・代替手段の検討、補助具の活用法
 ・授業や行事への参加の仕方について
 ・自己理解を深め、障害を改善・克服する意欲を高める
 ・必要な支援を自ら求める力を育む

  

 

 

通級指導教室での指導をご検討される際には、在籍校にご相談ください。

 

★★リーフレットのダウンロードはこちら★★

 

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